- 横山 佳菜子
「”働くとは?”をいっそう深く本質的に考えるようになった」
キャリアカウンセリングをご一緒させていただいたお客様から
ご感想をいただきました。
今いる組織への愛着、やってきた仕事への自負がありつつ
家族との理想の関係やご自身の志向性の変化を踏まえ、
一度立ち止まって今後のキャリアを考えたいというご相談から、
2か月4回のセッションをご一緒しました。
この方は30代前半までMustで頑張ってきた方で、
Willがそれほど大きくなくても走れてきたタイプの方。
(組織貢献している頑張り有能女性の中にこういう方は
実はとても多いのではないでしょうか。)
ですが、キャリアを積み周囲からの信頼の高まりとともに、
Mustを遂行するのではなくWillから仕事を創ることを
求められるようになったこと。
ご自分としても育休復帰後にキャリア観に変化が生じ、
Mustだけでは走れなくなったこと。そんな状況が、これと言った
問題もないはずなのに行き詰り感を生んでいました。

セッションをご一緒した2か月を経て、一つの意思決定に至りました。
その手前には、徐々にまとまってきたWillをご家族に覚悟と勇気をもって伝え、応援を得るというステップを踏まれました。
大切にしたいWill(価値観やありたい姿)が明確だからこそ
自分の選択を言葉にできますし、言葉にできているからこそ
自信を持って他者に伝えることができるんだなーと改めて確信した経験でした。
ご感想、よろしければ是非ご覧になってください。
(ご許可をいただいて掲載します)
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①当初、キャリアカウンセリングを受けようと思われた理由はどのようなものでしたか?
育休復帰後約1年たった中、置かれている会社環境、家庭環境に大きな不満や不足はないものの、なんだかモヤモヤする期間が長らく続いており、そのモヤモヤの原因の特定や今後歩むべき方向性を言語化したいと思ったからです。
自分のなかだけでほそぼそと言語化していく作業はしていたものの、閉塞感のあるループから抜け出せなかったため、立場や役割を意識せず、素直な気持ちをありのまま話せて、フラットに対話できる相手であるかなさんにカウンセリングをお願いしました。
②キャリアカウンセリングで印象に残っているシーンやキーワードはどのようなものがありますか?
「なぜ働くのか?」という問いを立てられた時の答えの一つとして、「私は働いていないと堕落してしまうから」と答えたことがありました。ただ、かなさんから、「これまでの経験や特性から考えて働いていなくても堕落しない人なので(笑)、その考えは手放していいんじゃない?それを外すと何があるの?」と言われたのが、最も印象深いキーワードでした。
結婚して子どもをもつ過程で、働きつづけるのがちょっとしんどいなあ…でも働いていないとダメな自分になるかもなあ…夫の稼ぎだけに頼るのもなんか申し訳ないしなあ…と総じて後ろ向きな気持ちを抱えていた頃でした。
しかし、かなさんに上記のような言葉を言われて、改めて、自分にとって「働くとは?」をいっそう深く本質的に考えるようになったような気がします。
そこからより自分の本音やこれまでの経験ともより向き合うようになってからは、自分はどんな形であれ、人生100年できる限り長く「働く」を通じて誰かの役に立っていたいんだなということに気づきました。
また、今の自分は、「働く」と「学ぶ」と「育てる」をバランスよく保ちながら過ごしていくと幸せであるんだということに気づけるようになりました。
③キャリアカウンセリングを経て、何が得られましたか?
一度、今所属している組織、担っている役割(意識)から離れた道を探ってみる「意思決定」が得られました。
④キャリアカウンセリングは、どんな人が受けると良さそう(またはどんな人には勧めたい)と感じますか?
おかれている立場、担っている役割からくる「やるべき」意識が強くて、本来の自分の「やりたい」本音が見えなくなっている人に勧めたいです。
⑤その他、感想でもフィードバックでもぜひ率直にお知らせください
率直に、この2か月間対話にお付き合いいただいて、本当に良かったです。かなさんとフラットに話すなかで自分の根っこにある気持ちにも向き合え、言語化でき、それをもとに家庭運営上の大事なパートナーである夫とも率直にこれからのキャリアや家族計画についても話し合え、一つの意思決定をくだすことができました。今後具体的にアクションした結果や変化もぜひお伝えしていきたいなと思っています。ありがとうございました!
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ご感想、ありがとうございました。
ここからまだまだキャリアを創る旅は続いていかれますが、
引き続き応援しています!
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