- 横山 佳菜子
【開催報告】キャリア創りの鍵を見つけるワークショップ by レゴ®シリアスプレイ®
こんにちは。横山佳菜子です。
すっかり滞らせていた開催報告。
遡ること1カ月以上前、、
夏の関西でとても楽しみにしていたワークショップを
実施させていただきました。
前職であるリンクアンドモチベーショングループの
お子さんを持ちながら働くワーキングママの皆さんが
貴重な夏休み初日に有志で集まってくださった場です。
この日のテーマは「キャリア」。
日頃、業務にチーム運営に育児に家庭運営にと
自分以外のものに細やかに気を配っている皆さんが
少し日常から離れてご自身のキャリアについて「だけ」
考えることができるように。
また、責任感に溢れた皆さんなので
職場からの期待をもとにした目標設定「だけでなく」、
ご自身が本当に大切にしたいWillをもとにした
キャリアビジョンに目を向けられるように。
そして、そのことにより、結果的に、
更にいまの役割にさらに邁進できるように。
そんな場をより効果的に創れるよう、
レゴ®シリアスプレイ®(LSP)のメソッドと教材を使いながら
それぞれのキャリアを深堀り、意味づけていきました。
冒頭、私から簡単にいまの皆さんに知ってもらうことで
迷いが減ったり参考になるであろう
キャリアにまつわる理論や考え方を情報提供した後は、
とにかくレゴで作品をつくって語って内省して、の繰り返し。
「キャリアを考える」というと、お仕事柄、
Will-Can-Mustのフレームワークや、
「現状棚卸⇒(成長)課題設定⇒アクションプラン策定」の
流れには十分に親しんでいる皆さんなので、
左脳・思考じゃなく右脳・感情、とりわけ、
外側の環境や対象じゃなく自分の”気持ち”に
意識を向ける問いを中心に進めていきました。
以下、少しだけ写真と皆さんからのご感想で
ワークショップの様子をご紹介。
(貴重な夏休みの時間を割いて集まっていただいたので
どこまでお役に立てたかなあ、と気になっていましたが
すごく内省に溢れた感想を書いてくださったことに感謝。
日頃真剣に仕事に向き合い、そして葛藤を引き受けているからこそ、
語られることが深くて、機会を活かそうとする姿に心底リスペクト。
あと、キャリア×LSPの相性についての感想まで下さって、
本当にありがとうございます!)





●ワークショップ後のご感想(一部抜粋)
・人生の正午というキーワードが一番心に残っています。この道を進めば間違いない!というのは存在しないと分かりつつも、どこか答えを欲していた自分に気がつきました。一方で「唯一絶対の正解はないから、自分の意志の赴くままに進んでいい」というメッセージを受け取り、大変心強い気持ちになりました。
・2年前から定期的にキャリアカウンセリングやコーチングを受けていますが、半年ぶりに今の自分を立ち止まり見つめる事が出来ました。自分のコアはあまり変わらない(ブレない)事に改めて気づく事が出来ました。また参加者の方々のキャリアストーリーに沢山の刺激や学びを頂きました。
・キャリアの語源は「carriage(轍)」。これまで通ってきた道筋を指すものであり、(もともと)未来を指すものでは無い。ということ。また、実際の勉強会も答えがあるわけではなく、未来のことを無理矢理描く訳でもない仕立てになっており、入り込みやすいし、押し付け感も無く、個人個人の受け取り方に委ねられている点がよかった。
・印象に残ったこと→キャリアとは仕事だけでなく人生そのものであること、今人生の正午に位置しているから素の自分が陽にさらされていること。様々な役割を担う世代であるから故に悩むこと。感想→日々悩むことはあるけれど、社会の中でいろいろな役割を担えることは幸せだと感じた。
・テーマに対して、ワークシートに記入するよりレゴを使う方がより直感的なものが表現できると感じた。日常は忙しく楽しいが、このままではいけないと自分が強く感じていることを再認識した。
・自分からは出てこない問いを沢山いただけて本当に有り難かったです。合理的、生産的な時間の過ごし方を普段から叩き込まれていたのもあってか、徒然と感じたままを話すこと、話を聴くことが苦手な性分だと分かりましたが、他のメンバーの話を聴きながら、こういう忍耐が私に足りないんだとしみじみ反省しました笑。
・はるばる東京から来阪頂きありがとうございました。かなさんだからこそのコンテンツ、ファシリテーションをありがとうございました!東西関係なくまたみんなで何かやりたいです
・とても楽しくあっという間の5時間でした!講義的なパートは少なかったですが、それでもかなさんが発する言葉・用意してくださったスライドはとても気づきがありました。欲を言えばもっと長い時間で更に深ぼりしたい。
・レゴのおかげでより直感に働きかけ、脳も活性化したような気がします(笑)。快適で集中できる場所だったし、改めてツールや場って大事だなと感じました。
・ 一人ではなく皆でワークをすることによって気づきも多かったので、機会があれば他のバックグラウンドのの方ともしてみたいなと感じました。

また、個人的に印象的だったことは、
「人生最高(最悪)の仕事体験」という問いに対して
「今」を創った方が二人いらしたこと。
人生最高の仕事体験が古いから悪い、
ということではもちろんありませんが
なんだかとてもかっこいいなあ、と刺激をうけました。
いくつになっても、
「今この瞬間に人生最高の仕事をしています!」と
わたしも言いたい。
「よし、いまここを生きるぞ!」と改めて
気合を入れ直したのでした。
本当にプライスレスな時間をありがとうございました!
みなさんのこれからのキャリアを
ずっとずっと応援していますよー!
また語り合いましょう!
