- 横山 佳菜子
【カウンセリングのご感想】「蓋をしてきたモヤモヤの成仏をリードしてもらった」
最終更新: 2018年2月8日
メーカーで研究関連の仕事をされているEさんから、
キャリアカウンセリングのご感想をいただきましたので
ご紹介します。
Eさんはお子さんをお持ちのワーママで、
昨年、所属組織におけるキャリアに変化があったことをきっかけに
ご自身の「ありたい姿」を改めて明確にしておきたいと
キャリアカウンセリングをお申込みくださいました。

全4回のキャリアカウンセリングを通して、
たくさんの「思い込み」や「とらわれ」を外していきながら、
本当のご自分を見つけていったプロセスをどのように感じられたのか。
たくさんの素敵な言葉でご自身の変化を表現してくださいましたので
是非ご覧くださいませ。
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◆Eさんご感想 個別キャリアカウンセリング全4回
①当初、キャリアカウンセリングを受けようと思われた理由はどのようなものでしたか?
仕事上、今の組織でのキャリアの節目を迎えるにあたって、
自分の中に抱えるモヤモヤを整理し、
これからどうやって前向きに仕事にも暮らしにも取り組んでいこうか、
カウンセリングの力を借りようと思い、声をかけました。
②キャリアカウンセリングを受けて、どのような気づきや発見がありましたか?
キャリアカウンセリングというと、
現状の困っている具体的ポイントを聞いてもらって、
すぐにHow(これからどうアクションするか)の議論をして
深める思い込みがあったのですが、
じぶんの考え方の癖や強み、こうありたいと思う理想の姿など、
まずは自分と向き合って深堀し、
対話によって引き出し・整理してもらうところから
スタートするのが新鮮で印象的で興味深いプロセスでした。
私の相談がふんわりしていたので、それに合わせてプログラムを
組んでいただいたのかとも思いますが。
まずは、純粋に、これらの整理された「じぶんの姿」に対して
新鮮な気づきがありました。
私ってこういうのが好きなんだな、とか、
こういう考え方をするのだな、など。
最終的にはこれからの行動指針をステートメント化してもらいましたが、
このようなプロセスをたどると、しっかりと指針が腹落ちして、
日々行動できるのが不思議だし素晴らしい!と感動しています。
③キャリアカウンセリングを経て、ご自分にどのような影響や違いを感じますか?
カウンセリング後、②のように紐解いてもらった「自分らしさ」を、
特に他者との比較なく(=虚栄や謙遜や卑下することなく)
受容できている状態ですが、これは人生初かもしれません(苦笑)。
じぶんの中で等身大の自分を受容して「じぶん軸」を作り、
そこから、ポジティブに次にどういう行動を起こそうか、
ヘルシーにプランニングできるようになりました。
桶の例えでいうと(笑)、
これまでは、自分にとっての理想の桶とは何かに徹底的にこだわり、
桶を構成する板の数はどうの、長さはどうの、板を結びつけるのは
紐なのか杭なのか、ばっかり考えてきた気がします。
そしてどうして理想の桶にたどり着けないのは
何故なのか/あのせいでたどり着けないんだ、
たどり着けないからこういう桶なんだと開き直ったり
本当の理想でなくても我慢する・諦める等々、
周りの人からみるとよくわからん基準に「足りないもの」を並べて
勝手に喜んだり落ち込んだり行動を制限したりしてきたなーと。
桶全体が果たす機能には目を向けることができてなかった。
自信のなさとか、恐れとかもあったのかも。
カウンセリング後は、私の桶はこうなんだ!
今までの桶探しはもういっか!と受け入れて、
じゃあ桶のなかに水を入れようか、酒を入れようか、はたまた砂金でも、、等々、
今の桶でまず勝負しよう、だめなら改良すれば良いし、
なんなら他の桶と組み合わせてもいいかも、みたいな発想に至れています。
カウンセリングでこれまでの自分を客観視できるようになったことで
根っこの価値観が変わって、視座が高くなったんだと思います。
④キャリアカウンセリングを終えて、これからどんな風に歩んでいこうと思いますか?
今の自分で、自分らしく勝負しよう!というのは③で述べた通りですが、
付け加えていうならば、自分が心地よい状態はどんなであるかにも目を向けて、
行動を起こしていこうと思います。
(これまでは、自分が勝手に「世間一般軸」「組織として軸」に
囚われて行動してきたと思うので。)
⑤最後に、ご感想やメッセージをお願いします。
セッションを通して私にプレゼントしてもらったのは
「自分軸」を持とうという勇気だったと思います。
また、そのプロセスで、心の中にぎゅうぎゅうに押し込んで蓋をしてきた
モヤモヤを成仏できたし、成仏をリードしてもらったんだな、と感謝しています。
こうやって、諸々封じ込めた・背負ってきたことを解き放って、
次のステージに「自分軸」で向かっていく。
カウンセリングには、そういった素晴らしい効果があることを実感しました。
かつ、なんというかハイな状態でもなく、ごく自然なんだよね、しみ込む感じ。
ここがカウンセリングの力なんだ!と改めて思います。
今回は本当に貴重な体験をどうもありがとう。
このカウンセリングは、私の人生のターニングポイントになりました。
(ご感想終わり)
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Eさん、素晴らしいご感想をありがとうございます。
もともとストレングスファインダーでも「内省」の資質をお持ちで、
ご自分のことを探求しておられたEさんだからこそ、
カウンセラーと「ふたり」で、ご自分のことを理解する旅が
新鮮で価値を感じてくださったのかもしれません。
自分のことは自分が一番わからない、は
私がいつもクライアントさんに向き合う際、
念頭に置いている言葉です。
だからこそ、カウンセラーは、良い意味での「他人」として、
クライアントが自分を理解できるようにと問いかけ続けています。
4回のカウンセリングでみるみる自分の欲求のツボみたいなものを
探り当てられ、指針を手にいれていったEさん。
これからますますEさんらしく活躍されることを応援しています。
あのとき、声をかけてくださって本当にありがとうございました!