• 横山 佳菜子

キャリアカウンセリングの目的は「自分を●●」こと

こんにちは。横山佳菜子です。


わたしが「キャリアカウンセリングをやっています」と話すと、

①キャリアカウンセリングって何のためにやるものなの?

②どんなフレームワークにのっとってやっているの?

③具体的にはどんな人にどんなふうにやっているの?

と尋ねられることがあります。


私の感覚的には、このあたりが3大質問じゃないかと思います。


その中でも、今日は①の「キャリアカウンセリングって何のためにやるの?」について書きたいと思います。



ちなみに、キャリアカウンセリングを受けた経験はおありでしょうか?


上司や人事によるキャリア面談や、人材紹介会社の転職相談はイメージが沸く方でも、利害関係のない社外の第三者と自らのキャリアについて話す時間をとる、というシチュエーション自体がイメージがわきにくい方もいらっしゃるかもしれませんね。



(個人的には「利害関係のない第三者が、個人のキャリアについての相談に乗る」という構図自体が、労働人口が減少し、人生100年時代の現代日本においてすごくすごく大切だと考えているのですが、それを話すと長くなるので今日は割愛します笑)


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すごーく大枠で言うと、

「キャリアカウンセリングとは“キャリア”というテーマをテーブルの真ん中に置いた対話」です。


では、それを何のためにするのか?について触れていきます。


「キャリア」の語源については以前に書きました。

キャリアとは「車の轍」。その人が生きてきた軌跡です。

だからこそ、キャリアにアップもダウンもない。


そうだとすると、その人の「キャリア=人生そのもの」を扱うというキャリアカウンセリングにおいて、出世街道をひた走ることやお給料を上げていくための方策を検討することはそもそも絶対的な目的になりえません。


ではキャリアカウンセリングとは何のためにやるのでしょうか?


JCDA(日本キャリア開発協会)は、


「キャリア上のニーズに対して、発達的視点に立ち、

環境の中で効果的かつ自律的に機能できるように支援すること。

そして、自己概念の開発を通して個人のキャリア形成を図ること」


とキャリアカウンセリングのことを定義しています。

(ちょっと難しいですよね。分かるような分からないような…汗)


私なりに言い換えると、


「人はみんな変化成長していけるという前提をもって、

ひとりひとりの人生や仕事に対する“わたしはこうありたい”を出発点に、

身を置いている環境の中でその人そのものを最大限に活かすことが

できるようにサポートすること。

同時に、“自分とは何者か”の理解を深めることで

自らの人生を、自らにとって良いものにしようとする意欲を高めること」


というような意味かなと解釈しています。


この定義に沿うと、

キャリアカウンセリングの目的は、ずばり、「自分のことを知ること」です。


自分のことを知るなんて簡単だ、と思われた方もいらっしゃるでしょうか?


わたしはこのことを考えるとき、頭にいつもある言葉が浮かびます。


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「人々が理想の仕事に就けないのは、求人市場を知らないからではない。

自分自身を知らないからだ(リチャード・ボウルズ)」


「私たちは自分が何を望んでいるかわかりません。もしわかれば心理学上の

大変な業績になります(アブラハム・マズロー)」

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わたし自身、9年前に子どもを産み母になりました。


育休が明けて職場復帰して以降ずっと、

「ライフステージの変化」という名のもとで起こる、職場や家族、そしてわたし自身との

関係性の変化に気持ちがついていけず、モヤモヤグルグルの期間が長くありました。


「いま自分は何にモヤモヤしているのか、どうなったらhappyなのか、何がほしいのか、

この先自分自身はどんな風に働いていきたいのか。それがわかれば、エイヤっと

次のステージに行けるのに。。」


自分のことだからこそ糸が絡まりまくって分からない、まさにそんな状態でした。



そう、「自分のことがわからない、だからこそ、(現状に不満があって何とかしたいと思ってはいるのに)自分を活かす最善の環境を創るための行動をとれない」という状態だったわけです。


この経験から、「自分のことを知る」ということは、実はノーベル賞ものの発明になるくらい、とても難しいことだと実感を持って感じています。



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だからこそ、キャリアライブが提供するキャリアカウンセリングでは、

自己理解と自己受容にこだわっています。


その人が何を好きで、何が得意で、どんなことを大切にしたくて、

どんな環境では自分を活かせて、どんな環境で自分を活かしたいと思っていて、

どんな未来を創りたと思っている自分なのか、を

ひとつひとつの問いかけと対話によって、その人さえも気づいていなかった先入観や当たり前を剥がしていきながら、その人そのものの「軸」をシンプルに明らかにしていきます。



そのうえで、「今ここ」の現実に戻ってきて、次の第一歩を決めるわけです。


今ある環境に流されて、

「わたしは他の人とは違ってチャレンジできる環境にいないから…」

「うちの組織ではそんなこと許されないから…」

「今は難しいから…」

と現状にとどまることももちろんできる。


でも、それでは長い人生の後半で悔いてしまうことになるかもしれない。


自らの人生は自らで豊かにする、自分のことは自分で活かす。


人生のオールを自分の手で握っていてほしい。


あなたは自分のこと、どれくらい知っていますか?

もっと知りたいのは自分のどんなところですか?




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