• 横山 佳菜子

未来への不安はどこから来るの?

こんにちは。横山佳菜子です。


年を取るのがワクワクする、という方いらっしゃいますか?

そういえば、うちの子は今よりもっと小さいときから

大人になるのが楽しみとよく言っていました。


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理由は単純。


「おつまみが食べられるから」

「お酒が飲めるから」

「お仕事ができるから」

「立って歯磨きできるから」(3歳くらいのときかなー)

「運転してひとりでゲームセンターに行けるから」(大人だって行かないよ!)


子どもだからダメ、と抑圧(?)されているものから

解放される!というワクワクなのでしょうね。


「僕はお仕事に就けないかもしれない…」

「僕は運転免許が取れないかもしれない…」

なんて不安がよぎっているのは聞いたことはありません。


子どもゆえの万能感というやつかもしれませんが、

子どもが未来を語るときは希望とセットです。


(大きくなっていっても大人になることを楽しみに思えるように、

 楽しげな背中を見せないと!)



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一方、大人が未来を考えるとき、

100%希望だけを感じるという方は少ないのではないかと思います。


100歳まで生きて60年働く時代だ、と言われると

ワクワクよりも不安が勝つ、

そんなに生きたくないよーと少しネガティブに捉えてしまう、

という方も多いのではないでしょうか。


わたし自身、未来からは目を逸らしてきたタイプです。

「どうせ変化するから未来を考えることに意味ないし」と

それっぽいポーズをとったりして。


あと20年も30年も働く時間は続いていくんだなあ、と思うと

捉えどころのない不安が頭をもたげてきていました。


定年間近のおじさまたちを見ると、

「あと少しで引退なんてうらやましいな」と思ったり。


目の前の仕事は面白いし働くことは苦ではないのに、です。

不思議な事象だなーとずっと思っていました。



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でも、最近、自分の心境に変化が起きていることに気づきました。

あまり未来に向けて息苦しさを感じないのです。


自分が価値を感じる仕事を精進しつつ、

少しずつやれることを増やしていったり、

時代の移り変わりとともにテーマを変えていけたら面白いな、と

未来に対する「視界の悪さ」を面白がれるようになったのです。


これは、どこから来てるのかと考えてみると、

私の場合は会社員を辞めたことが大きいのかもと思い当たりました。



私の息苦しさは、

「ずっと働き続けるということは、ずっとお給料をもらい続けるということ。

 ということは、ずっと選ばれる存在でいなければいけない、

 評価され続けなければならない」

と思っていたことにあったのです。


(実際には、実態も別に選ばれてもなかったし

 評価されてもなかったんですが笑。でもだからこそ、

 こんなわたしはこれからも頑張り続けなければいけないんだという

 気持ちがあったのです)



わたしが、自分の信じる方法で人を幸せにするために努力をすることと、

誰かに評価されるためにがんばることは、同じようでいて違います。


自分なりに努力をして成長したとしても、

それを認めるのは他者である以上、

成長する「方向性」や「基準」が他者と違っていたら

選ばれる存在にはなりえないからです。


そしてまた、その他者も人である以上、

同じ人であっても方向性や基準は時とともに変わるのです。


他者軸に合わせて生きているから

誰かに未来の舵を握られている感覚で、

未来が自分のものじゃなくなってしまって

1,2年先のことも見通すことができず

(見通すためのエネルギーも湧いてこず)

息苦しさを感じていたのだと思います。



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ここまで書いて、高校受験のとき、

同じ感覚を味わったことを思い出しました。


高校受験で成功するためには、

「内申点」を取るために中間期末テストで良い点を取り続けないといけない。


相対評価の最たるものなので、自分がちょっと良い点数でも

もっと良い点数の人がゴロゴロいると内申点は伸びない。


一回でも、一教科でも、一問でも、

点数を取りこぼしたら人生が変わるかもしれないプレッシャー。


内申点に反映される最後のテストである2学期の期末テストが終わったときは

今も思い出せるほどに大きな解放感を味わいました。


実際には、点数を取りこぼしても内申点が悪くても受験に失敗しても

人生は続いていくし、それほど大きな問題ではなかったと今では思うけれど

そのときの私には、目の前にそびえたつ巨大な壁に見えていました。



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これらのわたしの少ない経験からも、

未来を楽しみに生きるということは、

自分を満たす幸せを知り、自分軸を生きるということなのだと思います。


もちろん、幸せを感じるためには

人や世界への貢献がセットで存在するものの、

誰にどんな貢献をしたいのかという自分軸が先、ということ。


わたしの場合は、退職してからしかこのことに気づけなかったけれど、

たくさんの先輩たちが組織で働きながら、

未来に対するイニシアチブを自分で握って

長く幸せに働いている姿を見せてくれています。


たくさんの人の、「長く幸せに働く」に、もっと触れに行こうと思います。

もし良かったら、みなさんの働く未来の捉え方も是非教えてほしいです。


視界の悪さ、楽しめていますか?

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